HOME | オーストリアバターカップリング

珍しく、オーストリア=ハンガリー帝国で作られたソリテールリングです。
 
イギリスやフランス同様、オーストリアやドイツでもジュエリーは広がりを見せましたが残っているものは数多くありません。
 
こちらはフォックスヘッドの刻印からオーストリア=ハンガリー帝国時代のものと判断できます。
 
中心には3.1mmほどの白く透明度の高いオールドマインカットダイヤモンドをバターカップでセッティング。
 
その横のショルダーは芽のようなデザインで、おとぎ話にでてくるような可憐な姿で、とても愛らしいリングとなっています。
 
オーストリア=ハンガリー帝国は1918年までの帝国で、1526年から続いたハプスブルク帝国(家)最後の形と言われています。
 
怒涛の時代に生まれたこのリングはデザインから、「春=平和を待ち遠しく思う、願う」気持ちを作られたのかもしれません。想像が膨らみ、ロマンを感じさせます。
 

全体的に良好なアンティークコンディションです。
 
 
*ジュエリーと一緒に写っているケースは付属いたしません。
現行品の箱に入れてお送りいたします。