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ヴィクトリア後期に流行したインセクトブローチです。
 
ヴィクトリア後期と言えば、ナチュラリズムが流行し、花や鳥モチーフのジュエリーがたくさん生まれました。花は花言葉を相手に伝えるためのジュエリーとして特に多く用いられました。
 
そのナチュラリズムの流れに乗って、インセクトジュエリーも流行し、ハチ、ハエ、蝶、トンボ、クモなど様々なモチーフが出回りました。
 
とてもリアルに作られたものもあり、ヨーロッパの方々の感性を感じられます。
 
こちらのインセクトブローチは蜂モチーフになります。
 
羽根はアンティークシルバー、ゴールドの部分は15金でできていると思われます。
目にはルビーガラスがはめ込まれ、愛らしい姿です。
お尻のパールは本物のパールで照りもあり、きれいな状態です。
 
このブローチの特にステキなところは羽根の模様。
本物のハチの羽根模様は緻密でとてもステキですが、それをどうやって表現しようか悩んだのが垣間見れます。本物の羽根ほど細かい模様は入ってませんが、大胆に筋を入れてキラッとさせ、本物のように軽やかさがある羽根になっています。
さらにダイヤモンドも4枚の羽根すべてに羽根に入っており、こだわりを感じられます。
 
ハチは今も人気のラッキーモチーフで、巣の中に蜜を貯めることから、 「金運」 「繁栄」 の象徴として親しまれています。
 
ミニブローチで、落ちないように工夫された針になっており、少し着けにくさがあります。
服に着けるときは服を着たあとに着けるのではなく、着る前に服につけるといいでしょう。
 
服だけでなく、帽子やカチューシャなどに着けるのもステキです。
 
良好なアンティークコンディションです。
 
*ジュエリーと一緒に写っているケースは付属いたしません。
現行品の箱に入れてお送りいたします。