ヴィクトリア後期流行したナチュラリズムを意識したペーストガラスのブローチです。
ペーストガラスは鉛を多く含んだガラスで高価なダイヤモンドなどの代わりに作られ始めました。
その後、盗難防止や価格の面から人気を博し、王室にまで広がりました。ダイヤモンドの代替えというイメージではなく、れっきとしたジュエリーの1つ、という意味付けで扱われてきました。
ダイヤモンドよりも柔らかく、扱いやすいので様々な形のものが生まれています。
裏側にホイルを当てると優しい光を放ち、シルバーなどの素材にびっちり埋められているものが多いです。
爪も立て、本物に似せているのも興味深いところ。
こちらのブローチは花の愛らしさ、自然の美しさを存分に楽しめるデザインです。
現代でもすっと馴染むデザインで、デザイナーのセンスの良さを感じます。
重さがあるので薄い服より、少し厚みのある服に着けることをおススメします。ほどよい大きさがあるので、コートに着けるのもステキです。
ピンの状態も良く、はストッパーがあるので、安心して着けられます。
良好なアンティークコンディションです。
*ジュエリーと一緒に写っているケースは付属いたしません。
現行品の箱に入れてお送りいたします。